第6回史跡巡りに22名が参加

開催日:平成28年10月8日                

 [*西宮えびす神社から芦屋・谷崎潤一郎記念館までを散策*]   《歩行距離:5km・歩行時間2時間》

〈順路〉 (10時発『阪神本線・西宮駅前』→15時00分着『阪神本線・芦屋駅前』            世話人 福光敏紀

 阪神本線 「西宮駅・えびす口改札」  →西宮えびす神社 →(白鹿[辰馬「タツウマ」本家酒造株式会社) →臨海線(県道342号) ~ 

 ~夙川(西宮市と芦屋市の境) ~ 宮川(ミヤガワ)に架かる「汐凪橋「シオナギバシ」西側  → 呉川遺跡   ~ (臨海線) ~

 ~芦屋市谷崎潤一郎記念館~(徒歩かバス乗車*1)~阪神本線「芦屋駅」(解散地)

*1:「徒歩かバス乗車」の差は、1kmの短縮です。バス乗車(5分)で歩行距離は、4kmになります。1時間に3本運行。    

 *ご参加の皆様には、事前申込みの方には、10月8日土曜日(当日)此方で用意した資料をお渡しいたします。

   また、「飲料(水かスポーツドリンク)を奨めます」と「雨具」に「健康保険証(写し)」はお忘れなくご持参下さい。

  今回は極めて平坦な道です。 なお 昼食場所は、「谷崎潤一郎記念館」到着後、隣の市立美術博物館併設の「カフェ・ド・ルポ」です。

 今回の拝観・見学予定地は「西宮えびす神社・白鹿[辰馬「タツウマ」本家酒造]・谷崎潤一郎記念館」の三ヶ所です。

  なお「白鹿・酒蔵館」入館料500円(20名以上)割引あり。 「谷崎潤一郎記念館」の入場料 300円でが、本日は特別展で400円です。

 

      *神戸方面など(西からは)の方は、阪神本線でお越しください。   *大阪方面からの方は、阪神「梅田駅」から乗車ください。 

 

   *奈良方面(近鉄・JR関西線)・南海電車線方面の方は、近鉄難波駅から神戸方面へは阪神・難波線「快速急行」乗車の場合、

乗り換えがなく便利です。(快速急行で難波~西宮間30分です。)

 

**集合地 *集合場所:阪神電車「西宮駅:改札口はえびす口」を出て真っ直ぐ西へ、1階に下り南口集合。9時45分集合。

阪神電車本線西宮駅 「今後の記載時間は、時速4kmで計算。」

*西宮市 概略 面積:約100㎢。人口:(2016年2月推計)約49万人。2008年中核都市指定。市の木:クスノキ。市の花:サクラ。

名所:阪神甲子園球場。 西宮神社(えびす宮総本社)。 夙川「シュクガワ」公園(日本さくら名所100選)

        阪神電車本線「西宮駅・改札口・えびす口」集合→10時出発。西に進み西宮神社北門へ.。

えびす神社まで8分。

**西宮神社 西宮から広がる恵比寿信仰。祭神:蛭子神。蛭子神は事代主命「コトシロヌシノミコト」とともに、恵比寿神として多くの人に福の神として慕われた。

(西宮えびす神社) 蛭子神を祭神とする恵比寿信仰の中心地が、西宮神社である。社伝によると伊弉諾尊「イザナギノミコト」と伊弉冉尊「イザナミノミコト」が、

葦船に乗せて海に流した蛭子神が西宮に流れついて恵比寿神になったという。海から来た神は、はじめは豊漁や航海安全の神としてまつられ

お参り時間20分 た。室町時代に西宮をはじめ瀬戸内海の交易で沿岸の歳が栄えると西宮の恵比寿神は、商売繁盛や金運をもたらすとされた。西宮の神職が

(神社内) 全国を回り布教した。江戸時代大阪の商人を中心に、正月10日の恵比寿祭は欠かせないものになった。

一方、大国主命の子神事代主命は、古代に大国主命と対になって祀られていた。大国主命が農耕の神、事代主命が漁業の神とされた。

事代主命信仰は、漁民が多い出雲の美保神社から起ったとされる。)この神社は、平安時代に書かれた「延喜式」にみえる。

日本神話に海の彼方に事代主命が去ったとされる。地上の支配者でなくなった(地上の支配権を皇室に譲った)命が、折を見て海の彼方

から人々を助けに来るとして、事代主命が「恵比寿神」になった。「エビス」:恵比寿・蛭子・戎・胡・夷・恵比須などいろいろの流れがある。

表大門を出て、えべっさん筋を南下して、陸橋を越え西宮港線左側へ入る。

**灘五郷 兵庫県灘地方一帯の酒造地の称。地域と名称は時代によって変遷したが、現在は西宮市の今津郷・西宮郷、神戸市東灘区の魚崎郷・

御影郷、灘区の西郷の五つを指す。西宮郷の酒名:白鹿・白鷹・富貴・日本盛・花房・沢の鶴など。

*灘酒     兵庫県灘地方で産出する清酒。室町時代以降、特に江戸中期になって、池田酒・伊丹酒没落のあとをうけて、良米と良水(宮水「ミヤミズ」)

とに恵まれ優秀な技術とあいまって、日本酒中の最優良品と称せられた。灘目「ナダメ」(灘の旧名)酒。

*灘の生「キ」一本 灘で醸造したまじりのない清酒。

臨港線(県道342号)を左へ。白鹿・辰馬本家酒造の酒蔵へ

灘の酒造会社の代表として、「白鹿」辰馬本家で酒蔵を見学することにしました。。

*白鹿 創業は、寛文「カンブン」2年(1662)で350年以上の伝統がある。分家に「白鷹」がある。

酒蔵館の見学、30分間。 入館者に「吟醸酒」1合進呈。

 

           「夙川・シュクガワ」方面へ(西に進む)

臨海線を西へ向かう。西宮市と芦屋市の境を流れる「夙川・シュクガワ」に架かる夙川橋をわたり芦屋市に入る。

県立国際高等学校前「戎社」横の小公園:小休止「水補給」

宮川に架かる「汐凪橋・シオナギバシ」(中央公園前)の少し先に「呉川遺跡」がある。

*呉川遺跡 元和6年(1620)徳川氏が豊臣氏の大坂城の上に1.5倍の城を築く折に、大坂城大修理用石材を集める集石場

・船着き場の跡と推定される所。 前回(5回史跡めぐり)の徳川幕府の大坂城を参照。

呉川橋から300m先、右側の階段を降れば、目的地「谷崎潤一郎記念館」到着。

谷崎潤一郎記念館に到着12時45分の予定です。到着次第下記の所で昼食をお取り頂きます。

*昼食 記念館隣の芦屋市立「美術博物館」のカフェ「カフェ・ド・ルポ」に申し込みました。アルコールはありません。

メニュー:サンドイッチ各種。カレーライス。ハヤシライス。日替わりランチなど。飲み物付きで1,000円程度。(席は30席で他の客があっても

20名は同時に入れる。

 

*谷崎潤一郎記念館 大阪よみうり文化センターの運営。14時から学芸員の案内予約済み。入場料:300円。「下記の割引を受ける証明書(免許証等)を

持参ください。(20名以上は240円、但し他の割引の方を除いて20名以上の場合。)今回は特別展で400円。65歳以上は200円。

その他割引:JAF会員、わいず倶楽部会員、ぐるっとパス所有者、大阪府の教職員、stasiaカード所有者は割引があり320円です。

施設の魅力:源氏物語など谷崎ゆかりの文学講座開催など。 昨年・今年は、文豪谷崎潤一郎の没後50年(2015)、

生誕130年(2016年)で、「文豪は時空を超えて」をテーマにして、多彩な企画が行われる。

谷崎は、1886年(明治19年)7月24日東京で生まれ、1965年(昭和40年)7月30日神奈川県湯河原で79年の生涯を閉じた。

この間、関東大震災(1923年)に遇い、芦屋をはじめとして関西で暮らし、明治、大正、昭和三代を通じて、執筆活動を続けた。

日本の伝統的美意識に根差し、人間の本質にせまる魅力は、国の内外で高い評価を受けている。

谷崎の代表作:細雪、ナオミの家、春琴抄、痴人の愛など。ここは読売新聞社の関係先であり、文化展示に大いにご期待の上ご参加ください。

*古文・名文に 国語で接した古文・名文を第1回から行いましたが、今回は谷崎潤一郎所縁の場所で解説がありますので省略します。

接したことなど   第1回「乱れ髪・与謝野晶子」第2回「古寺巡礼・和辻哲郎」第3回「徒然草・兼好法師」第4回「枕草子・清少納言」第五回:「万葉集」でした。

*芦屋市 概略 面積:18.5㎢。人口(2016年2月推計)5万5千人。市の木:クロマツ。市の花:コバノミツバツツジ。高級住宅地。

名所:芦屋市谷崎潤一郎記念館。(細雪の舞台は、芦屋駅周辺)  ヨドコウ迎賓館(重要文化財・旧山邑太左衛門邸)

谷崎潤一郎記念館を出て左に進む。公園テニスコートの北側に進み、公園内右側(東側)を進み、国道43号線を歩道橋越え(エレベータ利用)

歩道橋を降りて道の左側を進み「阪神電車・芦屋駅」に到着。

*芦屋川公園 2級水系芦屋川沿いの長い公園。黒松500本が風情を醸し出す。両岸には、重要文化財の「旧山邑邸」をはじめ高級住宅が軒を連ねる。

**解散地 阪神電車芦屋駅  ・・15時頃解散予定。

この後(解散後)、2次会ご希望の方は芦屋駅前に多数の店舗あり。

参加の皆様へ  各方面 自宅の玄関まで気を付けてお帰り下さい。

 

 申込・連絡先:  川本幹事長 携帯電話:090-2282-7999

 申込・連絡先:  福光敏紀  電話・FAX:0721-54-5534   福光のE-mail:t.fuku.21.@earth.ocn.ne.jp 

携帯電話:090ー5653ー1940

 

              2016年9月24日作  ・製作者:福光敏紀 

 


 第5回 史跡巡り

 

2015年10月10日土曜日、天王寺公園の入り口に女性が13名、男性が13名の総勢26名が集合。第五回となり、1回から前回までは、国宝・重要文化財の数々を訪ねました。今回は、来年からのNHKの「大河ドラマ・真田丸」の舞台となる大阪の歴史を溯る散策といたしました。